聞こえはいいが何を指しているかよくわからない言葉

聞こえはいいが立ち止まって考えると
何を指しているかよくわからない言葉の一覧:
(固定観念やモラルハラスメントが背後に見え隠れする言葉でもある)

  • 勇気
  • ワクワク
  • 友情
  • 幸福
  • 満たされること
  • 信頼
  • 選択
  • 自由
  • 好きなこと
  • モチベーション
  • ありのまま
  • バランス
  • 平和
  • 環境にやさしい

『魂の脱植民地化とは何か』-4-「ねばならない」から「自然とできてしまった」へ

深尾葉子さんの『魂の脱植民地化とは何か』で印象に残った点を
紹介するシリーズの4回目です。これで一区切りにします。

第三章の終わりのpp. 137~138に書かれている
魂の脱植民地化,魂の呪縛・アダルトチルドレンの傾向からの解放
に向かうためにどうすればいいのかの
ヒントになっている部分を取り上げます。

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『魂の脱植民地化とは何か』-3-ドロップアウトした人を元の場所に戻しても本当の解決にはならない

昨日おとといに続いて
深尾葉子さんの『魂の脱植民地化とは何か』を紹介していきます。

大学の教員をしていると学生が講義や研究室に来なくなるのを
経験することがあります。いわゆるドロップアウトです。

第三章 2節 「よい子」の呪縛と「蓋」の上の人格
を読むとドロップアウトへの対策自体も
外部規範・固定観念の悪影響を受けていることがわかります。

実際に私が職場で経験したことと照らし合わせても
納得するところがあります。

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『魂の脱植民地化とは何か』-2-呪縛を解く過程にある人の「他力」が魂の脱植民地化には必要

昨日に続いて深尾葉子さんの『魂の脱植民地化とは何か』で
印象に残った点を書いていきます。

本書の第五章のタイトルは
「『ハウルの動く城』に見る魂の脱植民地化過程」
となっています。

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深尾葉子:魂の脱植民地化とは何か,青灯社 (2012) -1-外部規範を自分の感覚と思い込まされるのが魂の植民地化

この書籍もモラルハラスメントが起こる仕組みと
その呪縛から脱する方法が書かれています。

「魂の植民地化」と「モラルハラスメント」は実質は同じことです。
人それぞれが本来もっている魂の感覚を「否定」され,外部規範を「強制」され,
外部規範から導き出される判断が自分の感覚と思い込まされるのが
魂の植民地化です。

外部からの刺激に対して最初に出てくる肉体本来の反応=「情動」を
発生させるのが「魂」です。

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平智之:なぜ少数派に政治が動かされるのか?,ディスカヴァー携書 (2013)

先日の衆議院選挙では京都1区から無所属で立候補した
平智之さんが書いた政策が実行に移される仕組みについての本です。

どうみてもこれは国民の多数が望みが反映された政策ではないだろう
と感じることはないでしょうか。
そのカラクリがわかります。

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音楽は心のタイムマシーン

『クリスマスコンサート~ドラゴンクエストの世界~
交響組曲「ドラゴンクエストⅢ」そして伝説へ…』
http://sugimania.com/image/concert/pan_full/141218sendaiomote.html
に行ってきました。

はじめてやったテレビゲームがドラクエⅢなので
途中のすぎやまこういちさんの解説で
「音楽は心のタイムマシーン」と語られていたのが
じーんときましたね。

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大学の研究室で教える必要が本当にあるのは?

あくまで私自身の感覚ですが,
大学の研究室で教える必要があるのは

  • 本人が元来もっている感覚で「仁」の学習サイクルを回すことの大切さ
  • このサイクルを阻害するものとそれを避ける方法
  • 自分が感性と論理のどちらが出やすいか,出にくいほうを補うこと

そして,

  • 必要に応じて文章やプレゼンといった表現のスキルを少々
  • 実験やシミュレーションのスキルを少々

じゃないかと思います。

「そして」の前が「主」で
後に書いたのが「従」です(だからあくまで「必要に応じて」「少々」)。

自分も周囲の人も本来もっている感覚を活かすような
行動を促せるように少しずつでもしていきたいですね。

人間の魅力を引き出すには?

このブログでも何度も紹介しているその辺のクマが語る,
自分がもつ本来の感覚を活かして,

知覚・予測→行動→フィードバック→検証・道理を得る
→新たな感覚で知覚・予測→……

という学習のサイクルを回すこと,
『論語』でいう「仁」の状態が
魅力を引き出したり,成果を出したりするのに
大切なことがわかる動画です。

■Genieframe,人間の魅力を引き出す2つの方法

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ポール・ピアソール:負ける!やめる!あきらめる!,光文社 (2006)

今回紹介する『負ける!やめる!あきらめる!』は
マイナス感情,家族,愛,自己啓発,健康,老化,死にまつわる
固定観念を認識させてくれる本です。

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