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博士課程に行くのが本当に自分に必要か感じ取ろう

博士課程は研究のトレーニングのために行くはずのところなのだが,
研究を進めるための根幹になる本人の感性を伸ばすどころか
破壊している可能性すらある。

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座ってするばかりが勉強ではない,とくにビジネスにおいては

勉強は座ってするもの,
勉強してからでないと実践の場に出てはいけない,
ビジネスでは上記の固定観念が当てはまらないことも多い。

動きながら学んだほうが早くて効果的な場面もあるのだが,
学校での座学中心の学習スタイルが染み付きすぎているのが
足をひっぱることがあるのは肝に銘じておきたい。

学習と実践は同時平行でもいいのだ。

行動からフィードバックを得て,改善してまた学ぶ……
この『論語』でいう「仁」の学習サイクルを回すこと,
このサイクル回すために自分の感性を生かせるようにしておくこと,
感性にフタをするものを回避するようにしておくこと,

これらが大事なんだろうなと思った。

完全性とは固定化することではない,変化する流れ全体を指している

完全とか完璧と聞くとこれ以上変化のしようがない
固定化された状態を思い描きがちです。

完全性をこのようにとらえていると
『黎明』や『奇跡講座』で「真理」を学んでいくときに
私たちはみな完全性をもっている,完全な存在
という点でつまずいてしまいます。

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研究から学生さんに学んでほしいと今の時点で私が感じていること

先週新しい学生さんが研究室に配属されてきました。
そのときに研究テーマの概要とともに
研究を通じて何を学んで欲しいかも話しました。
ここにもそれをまとめておきます。

魂にフタをされるような教育に慣らされてしまうと
面食らう内容ではあると思いますが……。

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ビジネスの最大の撤退障壁は起業家自身

次の記事を読んで,大学というのは「撤退障壁」のでかいビジネスなんだなと
改めて思いました。

■東京女学館大、閉校に「待った」 数人が留年の可能性,朝日新聞デジタル
(2017/5/4追記 記事の公開は終了しています)

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やりたいことをみんながすることで生じる秩序もある

前回書いたようにやりたいことだけをみんながしていたら
世の中の秩序が崩壊するんじゃないか?
という疑問が出てくるのももっともだと思います。

この疑問には論理や言葉だけでは答えられないとは思いますが,
次の記事が素敵な考察になっていると感じました

■もしも、世界中の全員が好きなことだけやっていたら
しきたんの自由なブログ
http://studio-pikake.hatenablog.com/entry/2015/05/12/112459

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身体の感覚を大切にしよう

次のイケダハヤトさんの記事を読んで,
田久保剛さんに教えていただいた「本音」,
『論語』に出てくる「仁」
につながる生き方だなあ,と感じました。

■イケダハヤト:メールを返すかどうかの「基準」は、ぼくの「直感」です。,まだ東京で消耗してるの?
http://www.ikedahayato.com/20151013/45341378.html

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内田良:教育という病,光文社新書 (2015)

内田良さんの『教育という病』を今日は紹介します。

「子供のために」「教育のために」という
一見美しく見えやすい意図を隠れ蓑にして
大人の固定観念の押しつけやや「大人が」感動したいがために
子供が振り回されているなと本書を読んでみて感じました。

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「失敗から学ぶ」のは大事だけどそう言われただけでは失敗から学べるようになれない

次のちきりんさんのエントリを読んで
「失敗から学ぶ」のは確かに大事だけど,
教員をしている身からすると
さらに一歩踏み込んで考える必要があると感じました。

市場&失敗こそ学びの場,Chikirinの日記

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