博士課程は研究のトレーニングのために行くはずのところなのだが,
研究を進めるための根幹になる本人の感性を伸ばすどころか
破壊している可能性すらある。
タグ別アーカイブ: 仁
座ってするばかりが勉強ではない,とくにビジネスにおいては
勉強は座ってするもの,
勉強してからでないと実践の場に出てはいけない,
ビジネスでは上記の固定観念が当てはまらないことも多い。
動きながら学んだほうが早くて効果的な場面もあるのだが,
学校での座学中心の学習スタイルが染み付きすぎているのが
足をひっぱることがあるのは肝に銘じておきたい。
学習と実践は同時平行でもいいのだ。
行動からフィードバックを得て,改善してまた学ぶ……
この『論語』でいう「仁」の学習サイクルを回すこと,
このサイクル回すために自分の感性を生かせるようにしておくこと,
感性にフタをするものを回避するようにしておくこと,
これらが大事なんだろうなと思った。
前も言ったけど、高額な「起業セミナー」に100万円も払うなら、まず起業しちゃって事業に100万円投資した方が勉強になるよね。「まず作って売れ。わかんなくなったらプロを頼れ」、これを教えてくれる人がもっと増えてほしいなあ。 https://t.co/wQgJFZbQr7
— タクスズキ@プロブロガー (@TwinTKchan) 2017年2月21日
完全性とは固定化することではない,変化する流れ全体を指している
研究から学生さんに学んでほしいと今の時点で私が感じていること
ビジネスの最大の撤退障壁は起業家自身
やりたいことをみんながすることで生じる秩序もある
前回書いたようにやりたいことだけをみんながしていたら
世の中の秩序が崩壊するんじゃないか?
という疑問が出てくるのももっともだと思います。
この疑問には論理や言葉だけでは答えられないとは思いますが,
次の記事が素敵な考察になっていると感じました
■もしも、世界中の全員が好きなことだけやっていたら
しきたんの自由なブログ
http://studio-pikake.hatenablog.com/entry/2015/05/12/112459
身体の感覚を大切にしよう
次のイケダハヤトさんの記事を読んで,
田久保剛さんに教えていただいた「本音」,
『論語』に出てくる「仁」
につながる生き方だなあ,と感じました。
■イケダハヤト:メールを返すかどうかの「基準」は、ぼくの「直感」です。,まだ東京で消耗してるの?
http://www.ikedahayato.com/20151013/45341378.html
内田良:教育という病,光文社新書 (2015)
内田良さんの『教育という病』を今日は紹介します。
「子供のために」「教育のために」という
一見美しく見えやすい意図を隠れ蓑にして
大人の固定観念の押しつけやや「大人が」感動したいがために
子供が振り回されているなと本書を読んでみて感じました。
「失敗から学ぶ」のは大事だけどそう言われただけでは失敗から学べるようになれない
次のちきりんさんのエントリを読んで
「失敗から学ぶ」のは確かに大事だけど,
教員をしている身からすると
さらに一歩踏み込んで考える必要があると感じました。
■市場&失敗こそ学びの場,Chikirinの日記