大学の研究室にいるとサボりがち,
または来なくなってしまう学生さんが
出てくることがあります。
こうなると学生側を問題視して
学生側に「改める=研究室に来る」ように求めがちです。
しかも学生さん側はとくに困っているわけでも,
教員側に助けを求めているわけでもないのにです。
おとといの記事に続いて,植松努さんの次のfacebookポストも素敵な内容です。
タイトルに挙げた三つが強く伝わってきました。
世間ではプラスと思われやすい性質や状態だろうと
マイナスと思われやすい性質や状態だろうと
どんな性質でも大丈夫,
良い悪いとかの二元論の判断ができると
思い込むのも幻想なんだろうなあと感じるようになってきました。
判断を手放す意識に今後向かっていくような気がしますし,
その流れを促したいな,とも考えています。
というわけで次のナリさんのfacebookポストをシェアしておきます。
みんなで失敗して、みんなで爆笑してればいいと思うんよ( *`ω´)みんな負け組になって、みんなで爆笑してればいいんじゃないかと思うのだ( ´ ▽ ` )ノみんな人生しくじっちゃったってことにして、みんなで爆笑しながらゆっくりや…
Posted by カズナリ タケダ on 2016年2月22日
その辺のクマによる桃太郎と金太郎へのツッコミ。
とっても面白いです。
桃太郎と金太郎がただの乱暴者に思えてきます。
昔話の何気ない表現も,今の価値観と照らし合わせると
過激というか残酷に思えてきます。
さも主人公がいいことをしているかのように語られる
昔話も価値観によって見え方は変わります。
こんなのもあります。
■2013年度 新聞広告クリエーティブコンテスト 最優秀賞
「めでたし、めでたし?」
http://www.pressnet.or.jp/adarc/adc/2013/no1_b.html
ドラクエの主人公が民家のタンスとかつぼとかをあさるのも
現実でやったら空き巣か強盗ですからね…
子供の感性や感情,やりたい事がおいてきぼりになってるなあ……。
大人の都合を満たすために子供は存在しているのではない
というのを心の底から認識したら,
組体操とか本当にやろうと思えるんだろうか?
と感じたツイートを引用しておきます。
こんなことが続いても,学校現場は「一体感」とか「感動」と言い張る。そして,今年も来年も,巨大組体操をつづけていく。 #組体操リスク https://t.co/EC3zuLwgaB
— 学校リスク研究所 内田良 (@RyoUchida_RIRIS) 2015, 5月 21
@RyoUchida_RIRIS 保護者が見に来るとなると、教師は見栄えを気にします。保護者も、自分の子が活躍する場面を見たいもの。こうした中で、教師-保護者の欲求が合致し、学校教育のショー化が起こりました。組体操も1/2成人式もショーと化しています。
— 部活動リスク研究所 本間大輔 (@Daisuke_RIREX) 2015, 5月 21
前回に続いて『ハラスメントは連鎖する』の印象に残った点と
感じたことをまめていきます。
本書のp. 260に
「受容と提示からなるエンターテイメントこそが,ハラスメントと対極にあるコミュニケーションのあり方である。」
という表現があります。
次の記事を読んで
印象に残りやすい言葉にそのまま踊らされるのではなく,
立ち止まって考えたり,検証したりすること,
そのために自分の感覚が動くようになっていることが
大切だと思いました。
感性と論理は両方とも大切です。
■三橋貴明:言葉の間違いが国を亡ぼす,
新世紀のビッグブラザーへ