カテゴリー別アーカイブ: 書籍紹介

読んでみておすすめできると思った本を紹介します。漫画も含んでいます。

実用的な哲学を一気に学べる―山口 周『武器になる哲学』

『武器になる哲学』を読んで研究者をしていた身として
とくに印象に残った項目を挙げておく。

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UR賃貸住宅は貯金がある状態で無職になったときにホームレスになるのを防げる

上念司さんの『家なんて200%買ってはいけない!』で
UR賃貸住宅のことが紹介されていて,
URの賃貸が利用できる地域なら
まずはここで賃貸を探すのがいいんじゃないかと思った。
現状では東北地方とかにはないのが残念だが。

戸建てにせよ,マンションにせよ,
マイホームをむやみに買うなという本書の主張は
相続で自宅を手にした身としては共感してしまう。

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本質を知らないと同じような手法に騙され続ける―斉藤友彦『和牛詐欺』講談社 (2012)

斉藤友彦『和牛詐欺 人を騙す犯罪はなぜなくならないのか』 を読んでいると,
ソーシャルレンディングも多くの業者が出てきてつぶれていき(今ココ),
残った数社も数十年後に消えるということが
再現されるのではと思ってしまった。

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橘玲『幸福の「資本」論』ー深い人間関係がなくても幸せになれる

お金・心理・人間関係・幸福感の関係を総合的に考察した
橘玲さんの『幸福の資本論』で印象に残ったところを紹介します。

最も印象に残ったのは,
p.132の職場でうつになった方の本当の原因は長時間労働ではなく,
能力が仕事に見合っていなかったことだったというくだり。

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人間の存在の本質はピンハネー小飼弾『働かざるもの、飢えるべからず。』

小飼弾さんの『働かざるもの、飢えるべからず。』は
2009年に出版された本ですが,
「働かざるもの,食うべからず」「ピンハネは悪」
という固定観念はいまだに強いですから,
Amazonのレビューで賛否が分かれるのも無理はないなと感じました。

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矢作直樹『悩まないーあるがままで今を生きる』ー取り組みやすいスピリチュアルの入門書

スピリチュアルを学ぶ本としては『黎明』や『奇跡講座』は
とても素晴らしいものだと個人的には考えていますが,
表現が難解で,長くて,とてもとっつきにくいのは確かです。
何度も読み返しても新たな理解が続く感覚です。

ここで紹介する矢作直樹さんの
悩まないーあるがままで今を生きる』(ダイヤモンド社,2014年)は
スピリチュアルの入門書としておすすめできます。
スピリチュアルを学びたいけど
『黎明』や『奇跡講座』はきつなと感じる方は
まずはこちらを読むといいかもしれません。

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動画:ブロック17 せっかく続けてきたのにもったいない【メンタルブロックから自由になってもっと動けるようになる!】

Youtubeでご覧になりたい方はこちら↓です。
“ブロック17

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様々な知財の関係を総合的に学べるー稲穂健市『楽しく学べる「知財」入門』

インターネットで個人でも気軽に情報発信したり,
商品やサービスを売ったりできるようになったのは
生き方の多様性を広げてくれています。

一方で,著作権といった他人のもつ知的財産権を
何気なく侵害してしまう可能性も高まっています。
これをしてしまうと個人の活動が続けられなくなるリスクがあります。

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スピリチュアルの知識は仮説であり活かすものー飯田 史彦:生きがいの創造

田久保剛さんから教えてもらった本。
スピリチュアルの知識をまずは「仮説」としてとらえる,
「従うべきもの」というよりは
「活かすもの」という考え方に共感した。

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ガイドブックがちゃんと本体している『けものフレンズBD付オフィシャルガイドブック』

ニコニコ動画で一通り見た『けものフレンズ』ですが,
結局BD付オフィシャルガイドブックを全巻買ってしまいました。
せっかくなので感想を書いておきます。

きれいな映像で見れるブルーレイがいいのはもちろん,
それ以上に丁寧につくられた中身の濃いガイドブックが
想像以上によかったです。

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