カテゴリー別アーカイブ: 書籍紹介

読んでみておすすめできると思った本を紹介します。漫画も含んでいます。

行動を促進するためにメンタルブロックをまずは認識しよう

※この記事に加筆修正したPDFテキスト版も公開しています。
Youtubeに動画版もあります。
音声や映像から学ぶのがお好みの方はこちらもどうぞ。
>>「メンタルブロックを外して行動を促進する方法」再生リスト

本を読んだり,講演を聴いたりして
いいことを学んだなあ,と思っていても
なかなか実践できないということはないでしょうか?

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行動を促進するには?

誰しも心理的に行動が取れないという経験はあると思います。
行動を止めてしまう心理はメンタルブロックとよばれています。

何を成し遂げるには「行動すること」が最も大事です。
ブロックそのものの説明は別途するつもりですが,
より行動を促進するという観点から今回は書いていきます。

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NHK放送文化研究所:NHKことばのハンドブック 第2版,日本放送出版協会 (2005)

研究者をしていると人前で話す場面は多くあります。
アナウンサーのように話せる必要はありませんが,
不特定多数の人が聞いて違和感を感じにくい言葉遣いをする
という意識は大切です。

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英検準1級 でる順パス単,旺文社 (2012)

一つ前の記事で紹介した『京大・学術語彙データベース 基本英単語1110』
いかにも研究者・技術者向けの単語集ですが,
ここで挙げたものも論文の読み書きでよく出てくる単語がたくさん出てきます。
この単語集の出る度A・Bを学んでおくといいです。

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京都大学英語語彙研究グループ+研究社:京大・学術語彙データベース 基本英単語1110 (2009)

英語を学ぶときの原則ですが,
自分がよく使うところをマスターすればまずは十分です。

修士課程以上になってくると英語で論文を書く機会がある場合もあります。
論文でよく使う英単語を学ぶのに
『京大・学術語彙データベース 基本英単語1110』は役立ちます。
もちろん論文を読むのにも役立ちます。

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デイビッド・セイン :ネイティブが教える 英語の語法とライティング,研究社 (2011)

この書籍は,日本語特有の表現を英語に直すときに
つまずきやすいところを解説してくれています。

本書の例を挙げておくと,
「状況」という日本語を英語にしようと思ったときに
「situation」「condition」という単語が思い浮かぶと思います。

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犬飼ターボ:オレンジレッスン,徳間書店 (2006)

この本では人間の傾向を大きく二つの
がまん」と「くっつき」に分けてとらえ,
それぞれの傾向を調和させ,
成功だけでなく幸せな感覚を人生に取り込むために
必要なことが説かれています。

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神田昌典:成功者の告白,講談社プラスアルファ文庫 (2006)

起業から組織が成長していく過程で起こる
人間関係の課題のパターンの一つを小説形式で学ぶことができます。
個人的には神田昌典さんの本の中では1,2を争うくらいおすすめです。

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矢野香:その話し方では軽すぎます! エグゼクティブが鍛えている『人前で話す技法』,すばる舎 (2012)

元アナウンサーの方が書かれた書籍ですが,
プレゼンテーションでも論文を書くときでも有効な
考え方がいくつも出てきます。

例を少し挙げておきます。

  • 具体的に発言する(固有名詞や数字を使う)。
  • 事実と感情をわける。
  • 言葉を正確に使う。
  • 過剰な敬語を使わない。「~させていただく」は目上の方の許可を得てから行動する場合のみに使う。
  • 相手の目を見ながら挨拶の言葉を発し,それから頭を下げる。
  • アイコンタクトは目を合わせるときよりもそらすときが重要。目線を上下にそらすと相手への関心を示しながら視線を移していける。