タグ別アーカイブ: モラルハラスメント

教わる側が教える側の価値観に沿った行動をしないのは新たな価値観を教師に教えるため

厳しい教育って大抵,
教える側の価値観に合わない教わる側の行動やあり方を
激しく攻撃することになってしまっている気がする。

要はモラルハラスメント。

教える側が”厳しく”とのたまうのは,
教わる側の魂のフタになる可能性が高く,
ろくなことにならないおそれがある。

教え子が教師の価値観に合わない行動をするのは,
教師に新たな価値観を教えてくれていると考えるくらいでちょうどいい。
少なくとも攻撃するのは間違いだろう。

中学の時はあまりに下手でバスケ部の足をひっぱっていて
顧問に暴力をふるわれることもあったし,
博士課程を出たが研究者キャリアの形成に失敗してるし,
教員からみたら私は教員の評価を上げるには本当に役立たずだと思う。

教え子は教師の評価を上げるためにいるのではないのを
巡り合った教育者の方々に味わってもらうのが
私の役割かもしれない。

私も大学教員を10年ほどしていたから,
指導していた学生さんはいたが,
悪行のかぎりをつくすのでなければ
好きに生きてくれればいいと思っている。
他人の人生をジャッジするなんて理屈では到底無理なんだから。

モラルハラスメントから逃げるために見捨てられるのもいいかもしれない

立場を失うことは世間から見捨てられる面があります。

「見捨てられる」のはマイナスにイメージする人が多いでしょうが,
他人にとやかく言われないことでもあります。

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モラルハラスメントから抜け出す希望をくれる『そして〈彼〉は〈彼女〉になった 安冨教授と困った仲間たち』

モラルハラスメントを受けること,
他人の軸で生きることが自分をむばむこと,
自分の感覚・感情・感性を生かすために逃げるのもありなことが
とてもよくわかるコミックエッセイだった。

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大学教員を退職してフリーになりました

昨日付で任期切れと共に大学教員を退職しました。
これからはフリーランスと生きていこうと当面は考えています。

2006年6月から2017年3月の10年と10ヶ月の間
大学の教員をしていたことになります。
人生を切換える決断をするには最善のタイミングなのかもしれません。

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ハラスメントをしている人だけを抑えても根本原因は解決しない

パワハラ・アカハラ・いじめ,これらの根本の源泉は分離意識にある。
自分は他人と切り離された存在だという意識だ。
ただし,分離意識があるから自分の役割がわかる利点もあるので
分離意識自体に善悪の判断はできない。

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ゆっくりが語る心理・真理の話 14 自分が思い込む像と人は違う

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相手は自分が思い込んでいるとおりにネガティブでもポジティブでもない

相手は自分が思っているほどネガティブではない。
相手への非難や批判が行き過ぎたものになりやすいのは,
自分の作ったネガティブ「像」に振り回されてしまっていて,
相手の本来の性質を見ていないから。

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自分の身に起こること全てが自分特有の役割の源ー伊藤京子:「私は間違っていない」と思う人の本当の自分の見つけ方

TAOメンタルビジネス塾」をつうじたお友達が
Kindle電子書籍を出されたのでここでも紹介しておきます。

TAOメンタルビジネス塾での学びが伊藤さんらしく反映された
素敵な本だと感じました。
価値観のとらえ方,
自分に起こったことを客観視して自分の役割に昇華する方法が
ご自身の体験談と合わせて書かれています。

(残念ながら販売はすでに終了しています)

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「目の前のことを丁寧に行う」は背景の想念に「立場主義」「罪悪感」を潜り込ませないのが大切

次の安富歩さんの立場主義,モラルハラスメントに関する記事を読んで
葦原瑞穂さんの『黎明』と絡めて感じたことを書いておきます。

■森脇早絵:「仕事が苦しくて辛いのは、自分が無能だからだ」とは思うな
東京大学東洋文化研究所 安冨歩教授に聞く「ストレスの正体」【1】

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魂のフタ・固定観念・分離意識から自由になることにつながりそうな本10選+α

このブログでも多くの本を紹介してきたので
まとめになるような記事も作ってみます。
メインのテーマでもある固定観念や自分の感性(魂)へのフタ,分離意識から
自由になるための本をピックアップします。

メンタル面のつらさ,心の重荷,悩ましいと思える現象や人間関係の根源は
「私たちは切り離された肉体をベースとする存在だ」と思い込む分離意識から来ています。
これと向き合わないと根本的な解決には向かいません。
全部つながっていると思えば他者と比較したり,
攻撃したりされたりなんて「意味ないじゃん」ってなりますから

ここには分離意識の幻想に気づかせてくれる本を並べました。
いずれも何をしていても役に立つ,
生涯にわたって役立ち続ける本ばかりです。
自己啓発本を次々と渡り歩くよりは
ここに挙げたようなものを繰り返し読み込むほうが
身にもつきますし,金銭的にもお得です。

難解なところもあるので一度で理解しきれないのもありますが……。
読む度に新たな学びの得られるとも言えます。

いきなり全部そろえるのは金銭的にも読むという作業的にも大変でしょうから
ピンときたものを一冊買ってみるとか
図書館で借りてみるのもいいでしょう。

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