タグ別アーカイブ: モラルハラスメント

『ハラスメントは連鎖する』-3-環境問題の根本的な解決にもハラスメントの呪縛からの解放が必要

前々回前回に続いて『ハラスメントは連鎖する』の印象に残った点と
感じたことをまめていきます。
今回で一区切りです。

今回は本書の第八章に書かれている
モラルハラスメントが環境問題の根本原因になっている話を
取り上げます。

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安冨歩,本條晴一郎:ハラスメントは連鎖する,光文社文庫 (2007) -1-ハラスメントを受けていることの厳密な認識の難しさ

これまでに安冨歩さんの本は何度も紹介していますが,
個人の感覚を否定し,外部規範を強制し,
本人独自の情動を停めて学習サイクルを回せなくさせてしまう
モラルハラスメントについて最も詳しく書かれているのがこれです。

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印象操作に踊らされていないか?

次の記事を読んで
印象に残りやすい言葉にそのまま踊らされるのではなく,
立ち止まって考えたり,検証したりすること,
そのために自分の感覚が動くようになっていることが
大切だと思いました。

感性と論理は両方とも大切です。

■三橋貴明:言葉の間違いが国を亡ぼす
新世紀のビッグブラザーへ

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どうやったら物事の理解を深めようという気持ちになるのか?

昨日の記事に続いて
理解をどうやったら深められるのかを書いてみます。

昨日も書いたように物事を完全に理解するのは不可能ということは
厳密にいうと常に理解不足なので
学びを深め続けられるかどうかが大事になってきます。

「もっと勉強しろ!」
というのは間違っていませんが
勉強するという表面上の行為をするために
どうやったら自分内面がやる気になるのかを
考える必要もあると思います。

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「モラルハラスメント」「立場主義」を表現した歌

安冨歩さんが
「モラルハラスメント」「立場主義」の本質を
歌の歌詞がこちら↓にあります。

サリエリの歌(あるいは立場の音楽),マイケル・ジャクソンの思想,

とくに終わりのほうの歌詞が
研究や教育に関わっている人間として
立ち止まって考え直すきっかけを与えてくれます。

自分本来の感性を生かした行動をしているか?
立場に合わせて自分を縛り付けていないか?
無限の広がりをもつ真理と向き合う研究をするのに
このような縛り付けが本当に必要か?

自分の内側から答えを感じ取ってもいいと思いました。

論理的に表現することが必要でもその気になれないときは

修論や卒論のまとめの時期になると
要旨や発表,そして論文そのもので
自分のやってきたことを論理的にまとめることになります。

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「優位な立場」という幻想

アダルトチルドレンの人
(モラルハラスメントを受けた人ともいえる)は
「優位な立場に立ちたがる」
という話が『その辺のクマ』では何度も出てきます。

たとえば次の動画です(8thシーズン後編Vol.26)。

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自分の感覚は回復できる

昨日の記事でモラルハラスメントで自分の感覚が閉じ込められた場合,
それを取り戻すのは「論理的には」できないと書きました。

でも次の記事にあるように
自分の感覚を取り戻すことが絶対に不可能というわけではありません。

■元タカラジェンヌ東小雪の「レズビアン的結婚生活」ブログ
安冨歩先生『生きる技法』

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内側にある倒錯した感覚

以前動画で,モラルハラスメントの影響で
楽しいことに罪悪感をもち,
嫌なはずのことが自分にふさわしいと思い込んでしまう
倒錯した感情をもってしまうことがあるのを紹介しました。

■関連記事
>>「メンタルブロックを外して行動を促進する方法 番外編3 楽しさや幸せに対する罪悪感」
>>「しつけや教育が罪悪感や無価値感の源泉になることもある」

現時点で私自身がもつ倒錯した感覚を以下に記しておきます。
苦しい状態でもありますが自分の感情を
少しは客観的にとらえられるようになってきたとも思います。

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安冨歩さんによる東大話法,立場主義,魂のフタの現実への影響がわかる記事まとめ

私のブログでも安冨歩さんの書籍や講義動画を紹介していますが,
>>当ブログ内を「安冨歩」でカスタム検索した結果
本だと入手の手間がありますし,動画も視聴に多くの時間が必要なので
ここにたどり着いた方がすぐに読める記事を並べておきます。

東大話法・立場主義や,
モラルハラスメントによる魂のフタの影響が
現実にどう現れるかがわかる記事です。

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