タグ別アーカイブ: 立場主義

立場という幻想を手放すことに恐怖を感じてしまう

次の安冨歩さんの連載の2ページ目の終わりにある
表現が強く印象に残りました。

「人間は『今の立場を手放したら奈落に落ちる』と思いがちですが、落下してもせいぜい5センチ程度ですよ(笑)。」

引用元:
■第9回 安冨歩「歴史に学ぶ」
日本は満洲国のように崩壊しつつある
戦争と平和のリアル,
イミダス
(Webでの掲載は終了しています)

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「目の前のことを丁寧に行う」は背景の想念に「立場主義」「罪悪感」を潜り込ませないのが大切

次の安富歩さんの立場主義,モラルハラスメントに関する記事を読んで
葦原瑞穂さんの『黎明』と絡めて感じたことを書いておきます。

■森脇早絵:「仕事が苦しくて辛いのは、自分が無能だからだ」とは思うな
東京大学東洋文化研究所 安冨歩教授に聞く「ストレスの正体」【1】

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安冨歩:ありのままの私,ぴあ (2015) -1-立場主義や差別の根本原因は魂のフタ

安冨歩さんの本は何度も紹介していますが,
今年出た本をまた取り上げます。
印象に残った部分どう感じたかを記しておきます。

今回は「第3章 メディアを通じて」に出てくる
差別や立場主義に関連した内容を読んで感じたことです。

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自分の感覚や感性を根拠にするのは悪いことなのか?

自分の感覚や感性,考えよりも「肩書き」が重要視される
「立場主義」がよく顕れているツイートを引用しておきます。

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何かを学んでいる状態でい続けないとダメなのか?

このブログも初めてから2年と5ヶ月,
記事数も800近くになってきました。

大きく止ることなく書き続けてはきましたが
モチベーションは一定だったかと言われると
そうでもありません。

これ以上表現すべきことはあるのだろうか?
と思うことがときどきあります。

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「モラルハラスメント」「立場主義」を表現した歌

安冨歩さんが
「モラルハラスメント」「立場主義」の本質を
歌の歌詞がこちら↓にあります。

サリエリの歌(あるいは立場の音楽),マイケル・ジャクソンの思想,

とくに終わりのほうの歌詞が
研究や教育に関わっている人間として
立ち止まって考え直すきっかけを与えてくれます。

自分本来の感性を生かした行動をしているか?
立場に合わせて自分を縛り付けていないか?
無限の広がりをもつ真理と向き合う研究をするのに
このような縛り付けが本当に必要か?

自分の内側から答えを感じ取ってもいいと思いました。

安冨歩:もう「東大話法」にはだまされない,講談社 (2012)

「安冨歩さんの東大話法,立場主義,魂のフタの影響が現実にどう現れるかがわかる記事」
で紹介したリンク先の内容をより深く掘り下げたい方に
おすすめの本です。

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安冨歩さんによる東大話法,立場主義,魂のフタの現実への影響がわかる記事まとめ

私のブログでも安冨歩さんの書籍や講義動画を紹介していますが,
>>当ブログ内を「安冨歩」でカスタム検索した結果
本だと入手の手間がありますし,動画も視聴に多くの時間が必要なので
ここにたどり着いた方がすぐに読める記事を並べておきます。

東大話法・立場主義や,
モラルハラスメントによる魂のフタの影響が
現実にどう現れるかがわかる記事です。

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安冨歩さんの集中講義

安冨歩さんの集中講義
「親鸞ルネサンスとは何か
~親鸞と清沢満之とを導きとする学問の再編成~」

の収録動画を紹介します。

見る人によって感じるところは様々だと思いますが
安冨歩さんの持論に幅広く触れることのできる集中講義の動画です。

個人的に印象に残ったのは次の点です。
キーワードだけ書いておきます。

  • 「立場」がないと無縁になってしまう社会システム
  • ホースセラピー
  • 「他力」と「自力」,「他力」によってしかもたらされないこともある
  • 『論語』の中心的な概念
  • システマティック座敷牢
  • 資金をショートさせないためのローン返済と資金管理
  • 合理的な神秘主義
  • モラルハラスメント
  • 微分化された暴力
  • ハラスメントに嵌っている人は助けられるのか?

任期つきで働いていると職を失う恐怖はつきまといます。
立場がなくなって無縁になることが
根本的な恐怖の原因なんだろうなと感じました。
立場主義の影響を私も強く受けてしまっていますね。

今の自分には非常に重要なことを話されていると強く感じます。
でも学生のころだったら興味を感じなかっただろうなとも思います。
興味も固定的ではないということの顕れだし,
必要なことが最善のタイミングで現れることでもあるかもしれません。

IWJの記事とサンプル動画はこちら
(現在は会員登録しないと全体を見ることはできません)

「お知らせ現象」を受け止めて適切に対処するのが「仁」であること

次の記事を読んで,自分の目の前に現れる「お知らせ現象」を受け止めて,
学びを得て,行動に反映し続ける,
TAO塾やココロメソッドにある基本姿勢と
『論語』の「仁」であることは本質的に同じことを
説いていると感じますね。

■経営者の二大経典に共通するものとは!?
『ドラッカーと論語』(安冨歩 著),著者は語る,週刊文春WEB
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/4312(2019/2/1リンク切れを確認)

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