タグ別アーカイブ: 魂のフタ

攻撃的表現は「規制」ではなくならない

前回の攻撃的な表現は放置でいいのか?
という疑問に対する考察を今回はしていく。

もちろん攻撃的な表現は,
なくすことができるならそれに越したことはない。

現在でも他人を誹謗中傷する表現は法律で禁止されている。
攻撃的表現の「規制」は
このような表現の連鎖を止める効果はあるので
全く意味がないわけでないだろう。

ただ,「規制」だけでは
攻撃的な表現をしてしまう根本的な原因に対処できない。

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魂のフタ・固定観念・分離意識から自由になることにつながりそうな本10選+α

このブログでも多くの本を紹介してきたので
まとめになるような記事も作ってみます。
メインのテーマでもある固定観念や自分の感性(魂)へのフタ,分離意識から
自由になるための本をピックアップします。

メンタル面のつらさ,心の重荷,悩ましいと思える現象や人間関係の根源は
「私たちは切り離された肉体をベースとする存在だ」と思い込む分離意識から来ています。
これと向き合わないと根本的な解決には向かいません。
全部つながっていると思えば他者と比較したり,
攻撃したりされたりなんて「意味ないじゃん」ってなりますから

ここには分離意識の幻想に気づかせてくれる本を並べました。
いずれも何をしていても役に立つ,
生涯にわたって役立ち続ける本ばかりです。
自己啓発本を次々と渡り歩くよりは
ここに挙げたようなものを繰り返し読み込むほうが
身にもつきますし,金銭的にもお得です。

難解なところもあるので一度で理解しきれないのもありますが……。
読む度に新たな学びの得られるとも言えます。

いきなり全部そろえるのは金銭的にも読むという作業的にも大変でしょうから
ピンときたものを一冊買ってみるとか
図書館で借りてみるのもいいでしょう。

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安富歩:マイケル・ジャクソンの思想,アルテスパブリッシング (2016)

以前このブログでも紹介した無料電子雑誌「ERIS」の
連載『マイケル・ジャクソンの思想』が書籍になりました。
連載の1回から8回までの内容が増補されています
(歌詞と翻訳は一部カットされています。)
巻末に書かれているように雑誌版と書籍の両者を合わせて読むといいでしょう。

↓昨日届いた本と出版社への直接予約の特典のサイン入りしおりです。

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サンカクヘッド:干物妹! うまるちゃん,集英社

『干物妹! うまるちゃん』は
ヤングジャンプで連載中でアニメにもなった人気の漫画です。

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『ありのままの私』-4-本当に学びたいことがあって大学・大学院に来ているのか

最後にもう一度6章「わたしの好きなこと」の詩のフレーズで
印象に残ったものを取り上げておきます。

「知りたいことは何もない 知りたいはずのことを知る」

の一節です。

>>『ありのままの私』紹介記事1回目>>2回目>>3回目

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『ありのままの私』-2-やりたいこと?やりたい「はず」のこと?

前回に続いて『ありのままの私』
印象に残った部分と感じたことを書いておきます。

第6章の最後に出てくる
「わたしの好きなこと」の詩は
魂のフタをとてもわかりやすく表現されていると感じます。

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安冨歩:ありのままの私,ぴあ (2015) -1-立場主義や差別の根本原因は魂のフタ

安冨歩さんの本は何度も紹介していますが,
今年出た本をまた取り上げます。
印象に残った部分どう感じたかを記しておきます。

今回は「第3章 メディアを通じて」に出てくる
差別や立場主義に関連した内容を読んで感じたことです。

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自分を縛り付ける言葉に気をつけろ!そんなのは幻想だ!

これも魂のフタを取ってくれそうな記事です。

ハッピーでお花畑でおめでたい人になる。それが幸せになる最短ルート。
しきたんの自由なブログ

この記事にあるように「自己責任」という言葉も
私たちを束縛してきますね。

そもそも完璧に「責任」を取るなんて
個別の人間には無理です。
完璧に孤立して行動するのが無理なんですから。

自分を縛り付ける言葉は
全部幻想なんじゃないかと思います。

自分の本来の感覚を正常に作動させた上で
やりたいと感じたことをしていく,
こうすることで生まれる秩序に
移行していくのではないかなと……。

国やお金を信頼するのも偏った価値観・固定観念に過ぎない

次のエントリを読むと,
国もお金もあって当然と考えているのも
絶対的な状態ではなくて
偏った固定観念・価値観の一つでしかないと感じます。

チューク州の人たちは,魂にフタを感じにくい
穏やかな暮らしぶりなんじゃないかと想像しました。

■国と個人,Chikirinの日記
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20150614

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魂のフタがないことを特定する言葉で表現できる条件がない

昨日の記事に追記です。

言葉で特定的に表現できる条件が満たされれば
ありのままの魂がしたいことをしていることになる
というのが通用しない
のも魂のフタから自由になろうとする上では
いかんとしがたい点だと思います。

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