内田良さんの『教育という病』を今日は紹介します。
「子供のために」「教育のために」という
一見美しく見えやすい意図を隠れ蓑にして
大人の固定観念の押しつけやや「大人が」感動したいがために
子供が振り回されているなと本書を読んでみて感じました。
内田良さんの『教育という病』を今日は紹介します。
「子供のために」「教育のために」という
一見美しく見えやすい意図を隠れ蓑にして
大人の固定観念の押しつけやや「大人が」感動したいがために
子供が振り回されているなと本書を読んでみて感じました。
孔子の『論語』には「礼」という概念があります。
これはやりとりをしている人間同士が
自分本来の感覚を素直に出した状態で
心地よくコミュケーションができている状態を指します。
特定のマナーを守っているかどうかは別問題です。
「礼」を実践するには自分の感覚と相手の感覚を
大切にする必要があります。
適切なやりとりの方法を相手や状況に応じて
感性で感じ取ることが大事になります。
その実践方法を今風に書いたのが次の記事だと思いました。
■Chikirinの日記,
ビジネスコミュニケーションの「常識」に注意しましょう
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20150206
特定のスキルがあるとか,
ツールが使いこなせることは役には立ちますが
必要な手段を感じ取れることのほうが大事だと
感じさせてくれる内容です。
論語の理解を深めるには『生きるための論語』がお薦めです。
こちらの記事でも紹介しています。
次の記事や
■ジニーフレーム公式開発ブログ,しくみで儲ける
安冨歩さんの『生きるための論語』第8章5節を読んでいて,
よほど儲けることが好きな人以外は
利益そのものは本当の目的にはならない
というのに共感します。