タグ別アーカイブ: 感覚

感覚や感情は収支が成り立たない

小飼弾さんのブログ『404 Blog Not Found』にある
紹介 – 「働かざるもの、飢えるべからず。」新書版
の「新書版あとがき」に次のような表現があります。

本書で私は「幸せは使っても減らない」と主張しましたが、「分けても減らない」のは不幸も同様です。幸福の多寡を比較するのと同様、不幸の多寡を比較するのもまた「無理」なのです。

ここから感じたことを記しておきます。

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心地よいコミュニケーションの方法を感性で選ぼう

孔子の『論語』には「礼」という概念があります。
これはやりとりをしている人間同士が
自分本来の感覚を素直に出した状態で
心地よくコミュケーションができている状態を指します。

特定のマナーを守っているかどうかは別問題です。

「礼」を実践するには自分の感覚と相手の感覚を
大切にする必要があります。
適切なやりとりの方法を相手や状況に応じて
感性で感じ取ることが大事になります。

その実践方法を今風に書いたのが次の記事だと思いました。

■Chikirinの日記,
ビジネスコミュニケーションの「常識」に注意しましょう
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20150206

特定のスキルがあるとか,
ツールが使いこなせることは役には立ちますが
必要な手段を感じ取れることのほうが大事だと
感じさせてくれる内容です。

論語の理解を深めるには『生きるための論語』がお薦めです。
こちらの記事でも紹介しています。

やる気になれないのは悪いことなのか?

あることにやる気になれない,
なんてことはしょっちゅうあります。

「やる気がない」というのは一般には
悪いことだと思われているでしょう。
やる気のないそぶりを見せて怒られたこともあります。

でもこれは本当に悪い面だけなのでしょうか?

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安冨歩:合理的な神秘主義,青灯社 (2013) -1-研究は本来個人の感情や感覚から始まるもの

合理的な神秘主義』のとくに第二部以降は
研究に関わる方が読むと,自分のあり方を考えさせられると思います。
私がこの本を読んで感じたことを書いていきます。

この本で私が最も印象に残ったのは最後に掲載されている
探求の源泉の本質か書かれた部分です。
この本は「叢書 魂の脱植民地化」シリーズの1冊で
「刊行のことば」が巻末に書かれています。

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ひょっとして食べすぎ?空腹を感じてから食べていますか?

次の動画を見て自分を振り返ると,それほど空腹でもないのに
食べていることが結構あるな,と感じます。
とくに朝食は当てはまります。

その辺のクマ8thシーズン後編Vol.31
http://blog.genieframe.com/2014/06/30/

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