タグ別アーカイブ: 学習サイクル

座ってするばかりが勉強ではない,とくにビジネスにおいては

勉強は座ってするもの,
勉強してからでないと実践の場に出てはいけない,
ビジネスでは上記の固定観念が当てはまらないことも多い。

動きながら学んだほうが早くて効果的な場面もあるのだが,
学校での座学中心の学習スタイルが染み付きすぎているのが
足をひっぱることがあるのは肝に銘じておきたい。

学習と実践は同時平行でもいいのだ。

行動からフィードバックを得て,改善してまた学ぶ……
この『論語』でいう「仁」の学習サイクルを回すこと,
このサイクル回すために自分の感性を生かせるようにしておくこと,
感性にフタをするものを回避するようにしておくこと,

これらが大事なんだろうなと思った。

大学の研究室で教える必要が本当にあるのは?

あくまで私自身の感覚ですが,
大学の研究室で教える必要があるのは

  • 本人が元来もっている感覚で「仁」の学習サイクルを回すことの大切さ
  • このサイクルを阻害するものとそれを避ける方法
  • 自分が感性と論理のどちらが出やすいか,出にくいほうを補うこと

そして,

  • 必要に応じて文章やプレゼンといった表現のスキルを少々
  • 実験やシミュレーションのスキルを少々

じゃないかと思います。

「そして」の前が「主」で
後に書いたのが「従」です(だからあくまで「必要に応じて」「少々」)。

自分も周囲の人も本来もっている感覚を活かすような
行動を促せるように少しずつでもしていきたいですね。