マイナス感情が生じても構わない

次の坂爪圭吾さんのツイートの裏を返すと
「マイナス感情を発生させてはいけない」
なんて無茶な基準に従う必要はないということでもある。
マイナス感情が生じてもいい。
客観的に受け止めて巻き込まれなければいい。

マイナス感情が生じるのも含めて
私たちは完全な存在なのだ。

関連していそうなこのブログ内の記事:
真理や心理学を学ぶとマイナス感情が生じなくなるのではなく,マイナス感情に巻き込まれない方法がわかるようになる
マイナス感情・固定観念・自己嫌悪を受け入れ学びを得たら感謝して手放そう」

中学・高校の英語も英語論文・プレゼンの大事な土台

このブログもおかげさまで多く方の読んでいただいているわけですが,
普段大学で目の前にする学生さんよりも
英語の学力の幅も広いはずです。

英語論文やプレゼンについて学ぶための書籍を紹介する記事や
(たとえば「博士課程の学生さんに英語を効果的に学んでもらうために」)
自作テキストをこのブログでは公開したり,
Kindle電子書籍『英語の論文執筆・プレゼンに役立つ本40選』に
まとめたりしていますが,
カバーし切れていない範囲があることを認識したので
追記しておこうと思います。

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安富歩:マイケル・ジャクソンの思想,アルテスパブリッシング (2016)

以前このブログでも紹介した無料電子雑誌「ERIS」の
連載『マイケル・ジャクソンの思想』が書籍になりました。
連載の1回から8回までの内容が増補されています
(歌詞と翻訳は一部カットされています。)
巻末に書かれているように雑誌版と書籍の両者を合わせて読むといいでしょう。

↓昨日届いた本と出版社への直接予約の特典のサイン入りしおりです。

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マイナス感情・固定観念・自己嫌悪を受け入れ学びを得たら感謝して手放そう

マイナス感情が生じてもそれは必要だから生じていたのです。
固定観念に縛られていたとしてもそこから学びを得る必要があったのです。
自己嫌悪もあなたの魂にフィットする行動に向かってほしいことを
伝えるサインだったのかもしれません。

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寄付をすること

↓こちらに寄付をしてみました。
できるだけ直接必要としているところに届いてほしいので。

■平成28年度熊本地震義援金の募集について
http://www.pref.kumamoto.jp/kiji_15416.html?type=top
ここに載せることで誰かがつられることを願いつつ……。

ちなみにリンク先にあるPDFファイルには
振込先が漢字でしか書かれていませんが
ネット銀行からの振込みだとカタカナで振込み先を記入する必要があります。
熊本県知事の名前のフリガナは「カバシマ イクオ」です。
珍しい苗字ですね。

SBI銀行のように全角カナで振込先を入力する場合は
以下をコピペしてもらうと便利です。
(入力ミスを防ぐためにカナも併記しとけばいいのにね)
「クマモトジシンギエンキン クマモトケンチジ カバシマ イクオ」
半角ならこちら(環境によってはうまく表示されないかも)。
「クマモトジシンギエンキン クマモトケンチジ カバシマ イクオ」

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研究から学生さんに学んでほしいと今の時点で私が感じていること

先週新しい学生さんが研究室に配属されてきました。
そのときに研究テーマの概要とともに
研究を通じて何を学んで欲しいかも話しました。
ここにもそれをまとめておきます。

魂にフタをされるような教育に慣らされてしまうと
面食らう内容ではあると思いますが……。

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誰を信じるのか

自分のあり方は最終的には自分の内側から感じ取って選んでいくことになります。
しかし,周囲の人のあり方を参考にすることはできます。
色々な人に依存したほうが自立しやすいのもあります。
(多くのものに依存するほど自立するという命題は
安冨歩さんの『生きる技法』がとても参考になります。
>>当ブログの紹介記事1回目

じゃあ,誰を参考にする,依存する=どんな他人を信じるの?
ということになります。

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ビジネスの最大の撤退障壁は起業家自身

次の記事を読んで,大学というのは「撤退障壁」のでかいビジネスなんだなと
改めて思いました。

■東京女学館大、閉校に「待った」 数人が留年の可能性,朝日新聞デジタル
(2017/5/4追記 記事の公開は終了しています)

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ストーリーに頼らない研究のあり方

人間の認識パターンとしてストーリーがあったほうが
理解しやすいこともあります。
これは研究においてでさえそうです。
ある意味仮説を立てることもストーリーを考える要素を含んでいます。

ただし,これは「人間が理解しやすい」だけで
ありのままの真実を明らかにしやすいかどうかとは
別次元の話です。

次の記事は,人間の心情としてはストーリーを考えてしまうけれど,
それを受け入れつつストーリーに頼らない研究のあり方も
大事なことを認識させてくれます。

■牛の殺処分を拒否した畜産家が、世界初の実験で明らかにした被曝の影響とは,産経ニュース
http://www.sankei.com/affairs/news/160221/afr1602210001-n2.html

とくに最後のほうにある言葉に重みを感じます。
下に引用しておきます。

「本当だったら何も出ないで幸せな形で終わるのが一番いい。それが住民の帰還や復興にもつながる。しかし、私たちはストーリーも到達点もつくらない。」