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安冨歩:合理的な神秘主義 -3-研究に人を向かわせる本当の背景とは

安冨歩さんの『合理的な神秘主義』を読んで感じたことの3回目です。
これで一区切り付けます。
-1-「研究は本来個人の感情や感覚から始まるもの」
-2-「合理性に絶対価値をおく研究の限界」

第二部 pp. 285–288の「才能のある子」の部分からです。

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安冨歩:合理的な神秘主義 -2-合理性に絶対価値をおく研究の限界

今回も安冨歩さんの『合理的な神秘主義』を読んで
感じたことを書いていきます。

前回の記事に書いたように,
研究の起点は個人の感情や感覚といった
合理性を超えた
ところにあります。

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安冨歩:合理的な神秘主義,青灯社 (2013) -1-研究は本来個人の感情や感覚から始まるもの

合理的な神秘主義』のとくに第二部以降は
研究に関わる方が読むと,自分のあり方を考えさせられると思います。
私がこの本を読んで感じたことを書いていきます。

この本で私が最も印象に残ったのは最後に掲載されている
探求の源泉の本質か書かれた部分です。
この本は「叢書 魂の脱植民地化」シリーズの1冊で
「刊行のことば」が巻末に書かれています。

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政治への不信感が教えてくれることは?

政治家のお金に関する不正や公約とは違う政策が進むなど
政治への不信感をもっている方もいると思います。

この根本原因は何で,
それは私たちに何を教えてくれているのでしょうか?

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「自由」とは「選択肢」が多いことなのか?

「自由」とは何か?
と聞かれたら何と答えますか?

「選択肢」の多さをイメージする人もいるでしょう。
しかし,これは本当に正しいのでしょうか?

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頑張れるのはモラルハラスメントが原因の可能性がある

周囲にこの人は頑張っているなあ,と思う人はいますか?
大学で教員をしていても,勤勉に研究に取り組んでくれる
学生さんはたくさんいます。

ところで,この頑張る人たちは「なぜ」頑張れるのでしょうか?

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言われたことを忠実にこなすのは本当にいいことなのか?

上司や親,教師から言われたことを忠実にこなすのがいいことだ,
という価値観,固定観念は広く信じられていると思います。
とくに組織で働く人にとっては。

でも,上司や親,教師から言われたことの
意図がわからないことはないでしょうか?

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為末大:諦める力,プレジデント社 (2013)

「諦める」と聞くとマイナスのイメージを持つ方が多いと思います。
これも固定化された偏りのある価値観の一つに過ぎないことが
諦める力』を読むとよりよくわかるようになります。

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暴走する政治家は日本人の集合的無意識の象徴

次の動画を見ていると,
詭弁を言わず,暴走せずに公約を守ろうとすると
政治家は続けられない一例だと実感します。

後半の安冨歩さんとの対談では「東大話法」と照らし合わせた
詭弁のやり方の解説もあります。

2014/09/26 【京都】平智之京都講演会「金融危機というビジネスモデル」(動画)
IWJの非会員の方も次の埋め込み動画の部分はご覧になれます。

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