アニメーション作品を主な題材に
- コンテンツとは一体何なのか?
- 多くの人を惹きつけるコンテンツがもつ性質は何か?
- コンテンツの作り手はどう考えているか?
が論理的にまとめられた本です。
とくに印象に残ったことは二つありました。
それについて感じたことを書いておきます。
おととい,昨日とマイクロ化学プロセス分科会の
第7回討論・交流会に参加してきました。
講演もさせてもらいました。
この会を綿密に準備された分科会の役付け幹事の皆様,
ご参加された皆様,ありがとうございました。
1日目の四日市にある味の素の工場の見学と
2日目の討論会で私がした論理と共感の両方が大事だ,
という話を絡めて書いておきます。
リバースマップのテキストはこちらにあります。
討論会で話した内容の理解を深めるのにつながればと思います。
時流に乗るのは必ずしも私自身の成功法則ではないのですが
多くの人を引き付けるものはどんなもなのかを味わうことも
自分には必要だと感じています。
主人公が同じ時を繰り返すというアイデアは
ほかの物語にも出てくるものですが
(少し前に紹介した『魔法少女まどか☆マギカ』にもこの要素はある),
全然陳腐さは感じませんし,
真犯人との対決を緊迫としたものにしてくれています。
自分のあり方は最終的には自分の内側から感じ取って選んでいくことになります。
しかし,周囲の人のあり方を参考にすることはできます。
色々な人に依存したほうが自立しやすいのもあります。
(多くのものに依存するほど自立するという命題は
安冨歩さんの『生きる技法』がとても参考になります。
>>当ブログの紹介記事1回目)
じゃあ,誰を参考にする,依存する=どんな他人を信じるの?
ということになります。
Kindle電子書籍『Stylebook わかってもらえる論文の書き方』を改訂しました。
論理的に表現できればすべて解決,
とはいかないことを追記しています。
固定観念を外していくと
「…でなくても構わない」ことはたくさんあります。
■参考
坂詰圭吾:【KIJ-ロンドン】「他人に迷惑をかけてはいけない」という嘘。いばや通信
http://ibaya.hatenablog.com/entry/2015/06/25/095930