タグ別アーカイブ: リバースマップ

論理的に考える能力を高める前に感性を取り戻したほうがいい場合もある

論理と感性のどちらが無意識に出やすいかは人によるのだが,
本来感性が出やすいはずなのに
(この記事の最後に挙げる動画でいう「霊媒タイプ」),
世間の「~すべき」「……はダメ」のせいで
感性にフタをされてる人が多いんだろうな。

>>続きを読む

表現の規制なんてしても目的は達成されない

表現の規制の本当の目的は
魂にフタをすることなんだと思う。

だが,表現の自由は規制できても
「すでにある表現」しか規制できない。
こういう表現が今後ありうるから禁止する,
なんてのはさすがに通らないだろう。

>>続きを読む

中身も表紙も割り切りが制作テーマの『Stylebook 1時間で学べる論文の書き方』

今回のKindle電子書籍も妻に表紙を作ってもらいました。

前回の本書の制作に関する記事
いろいろなものをカットしていることを書きましたが,
「割り切ってシンプルに」
この本の制作のテーマです。
だから表紙もシンプルです。

1hour-stylebook-cover

>>続きを読む

競争は万能ではない,コンテンツ作りには論理も感性も必要―川上量生『コンテンツの秘密』

アニメーション作品を主な題材に

  • コンテンツとは一体何なのか?
  • 多くの人を惹きつけるコンテンツがもつ性質は何か?
  • コンテンツの作り手はどう考えているか?

が論理的にまとめられた本です。
とくに印象に残ったことは二つありました。
それについて感じたことを書いておきます。

>>続きを読む

味の素のビンに書かれたパンダの絵から論理と感性の統合の大切さを学ぶ

おととい,昨日とマイクロ化学プロセス分科会の
第7回討論・交流会に参加してきました。
講演もさせてもらいました。

この会を綿密に準備された分科会の役付け幹事の皆様,
ご参加された皆様,ありがとうございました。

1日目の四日市にある味の素の工場の見学と
2日目の討論会で私がした論理と共感の両方が大事だ,
という話を絡めて書いておきます。

リバースマップのテキストはこちらにあります。
討論会で話した内容の理解を深めるのにつながればと思います。

>>続きを読む

三部けい:僕だけがいない街,角川コミックス・エース

時流に乗るのは必ずしも私自身の成功法則ではないのですが
多くの人を引き付けるものはどんなもなのかを味わうことも
自分には必要だと感じています。

主人公が同じ時を繰り返すというアイデアは
ほかの物語にも出てくるものですが
(少し前に紹介した『魔法少女まどか☆マギカ』にもこの要素はある),
全然陳腐さは感じませんし,
真犯人との対決を緊迫としたものにしてくれています。

>>続きを読む

「やりたいこと」が先?「評価されそう」が先?

「評価」は心の底からやりたいことの根本的な
ドライビングフォースにはならない,
「評価」なんかなくてもできてしまうことの中に
本当にやりたいことが隠れいているんだろうなあ……,
と次の記事を読んでいてあらためて感じました。

やりたいことやれる人とやれない人の違い。,ナリ心理学

>>続きを読む

高橋佑磨,片山なつ:伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルール,技術評論社 (2014)

以前私のブログでも「学会ポスターのデザインを学ぼう」や
自作テキストの中で紹介した
伝わるデザイン」のサイトの内容が書籍にもなっています。

★2016/8/5に増補改訂版が出ています。
KindleとKoboは固定レイアウト型です。
リフロー型の電子書籍がよろしければ出版社のHPからご購入ください。

>>続きを読む

『「本当の自分」ナビゲーションセミナー』学びのシェア(中編)

CTPeak 田久保剛さんの
『「本当の自分」ナビゲーションセミナー』
で得た学びや感じたことの2回目です。
前編はこちら

今回は感性や識別心をどうやって育むのかという点です。

>>続きを読む