厳しい教育って大抵,
教える側の価値観に合わない教わる側の行動やあり方を
激しく攻撃することになってしまっている気がする。
要はモラルハラスメント。
教える側が”厳しく”とのたまうのは,
教わる側の魂のフタになる可能性が高く,
ろくなことにならないおそれがある。
教え子が教師の価値観に合わない行動をするのは,
教師に新たな価値観を教えてくれていると考えるくらいでちょうどいい。
少なくとも攻撃するのは間違いだろう。
中学の時はあまりに下手でバスケ部の足をひっぱっていて
顧問に暴力をふるわれることもあったし,
博士課程を出たが研究者キャリアの形成に失敗してるし,
教員からみたら私は教員の評価を上げるには本当に役立たずだと思う。
教え子は教師の評価を上げるためにいるのではないのを
巡り合った教育者の方々に味わってもらうのが
私の役割かもしれない。
私も大学教員を10年ほどしていたから,
指導していた学生さんはいたが,
悪行のかぎりをつくすのでなければ
好きに生きてくれればいいと思っている。
他人の人生をジャッジするなんて理屈では到底無理なんだから。
組織のピラミッド構造とモラルハラスメントの連鎖の相性は抜群だなと日大アメフト部の件を見ていて再確認した。 pic.twitter.com/XzJFPhVhXd
— 青木宣明 (@nobu8aoki) 2018年5月30日