タグ別アーカイブ: 英語

中山祐木子:技術系英文ライティング教本,日本工業英語協会 (2009)

今日紹介する本は技術文書や論文を書くのに使える英語を学ぶための本です。
正確に,明確に,簡潔に書くためのポイントがまとめられています。
この3点は日本語で同様な文書を作成するときも大事な原則です。

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カリン シールズ:英作文ダイエットトレーニング,IBCパブリッシング (2009)

私も含めてそうですが
日本人の書く英語は論理が飛んでいたり,
具体的に何を指すのかがなかったりと
必要なことが欠けている一方で,
まわりくどい表現をしたりもしています。

本書は例題を解きながら
シンプルかつ適切な英語を書く方法を学ぶことができます。

コンパクトで例文も易しいものが並んでいるので
英語ライティングを学び始めたばかりの人にもお薦めできます。

例題を一日一つずつ解いていっても(2ページ),
2~3ヶ月で一通りこなせます。

英語ライティングの復習を短時間でこなすのにも便利です。

デイビッド・セイン,森田修,古正佳緒里:ネイティブが教える 英語動詞の使い分け,研究社 (2012)

英語には似たような意味をもつ単語がたくあります。
このような単語の使い分けができると,
自分が意図した内容を的確に表現することにつながります。
この本は動詞の使い分けに焦点を当てています。

学術論文でも使いそうな例を挙げておくと,

「大きくする」enlarge/expand/extend/increase
(5節,pp. 32–38)

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間違えやすい専門用語の発音

英語発表原稿の準備方法」,
プレゼンの経験に応じた準備方法
で発表原稿に発音やアクセントも記入しているという話をしています。

このためにMerriam-Websterのオンライン辞書
で気になった単語を調べながら作成しています。

カタカナ表記の専門用語は,
発音に注意しないといけないなと気付かされます。

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博士課程の学生さんに英語を効果的に学んでもらうために

博士課程に在籍していると
英語で論文を書く,
国際会議のプレゼンテーションで英語を話す,
情報収集のために英語を読むといった具合に,
英語は避けられなくなってきます。

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博士論文の組み立て方

仕事上学生さんの書く博士論文の原稿やプレゼンテーションを
チェックする機会があります。

博士論文を書くのは
書店においてある本を書くのと同じところがあります。
一般の書籍が国会図書館に所蔵されるように
博士論文も納められています。

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書き写すという勉強法

大学では知識を伝えるだけでなく,
学び方を学んでもらうことも大切と言われます。

ここではその学び方の一つとして,
書き写す・まねるモデリングとよばれることもある)
を挙げておきます。

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デイビッド・セイン :ネイティブが教える 英語の語法とライティング,研究社 (2011)

この書籍は,日本語特有の表現を英語に直すときに
つまずきやすいところを解説してくれています。

本書の例を挙げておくと,
「状況」という日本語を英語にしようと思ったときに
「situation」「condition」という単語が思い浮かぶと思います。

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