タグ別アーカイブ: 借金

ゆっくりが語る博士課程進学を決める前に提示したいこと Part37 借金は繰り上げ返済したほうがいいの?

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“ゆっくりが語る博士課程進学を決める前に提示したいこと

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政府が税金を使った額以上の効果が世間に現れる「乗数効果」はもっと知られてもいい

次のツイートを読んで「乗数効果」も
国民の理解がもっと広まっていい概念だと感じた。
たとえば税金で土木工事をするとお金が消滅するわけでもないし,
建設業者の懐に入っておしまいでもない。

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失敗してもいい→試行錯誤できる→最後には成功する可能性が生まれる

▼失敗してもいい,試行錯誤した上で成功すればいい
▼失敗せずに一発で成功させろ,失敗したら終わりだ

どちらが最終的には成功に終わりやすいだろうか?

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デフレ下で奨学金という名の借金を背負うリスクは見かけの金利よりも大きい

奨学金という名の借金を背負って大学に行くリスキーさが増しているのは
デフレのせいでもある。
無利子の借金だとしてもデフレの分だけ実質金利がかかってしまう。

たとえば,メロンパン1個100円で買える世の中で100円の借金をすると,
メロンパン1個分相当だが,デフレが進んで1個50円になってしまうと
無利子でもメロンパン2個分の借金になってしまう。

借金は実質金利(表面金利-インフレ率or表面金利+デフレ率)で考えるのが重要。
表面金利が0ならよいというわけではないのだ。

一方で表面金利がプラスでも実質金利がマイナスなら,
どんどん借金したほうがいいことになる。

また,銀行の普通預金に預けても利子が付かないから
別のものに投資しようというのはよくある文言だが,
デフレ下では名目金利が0でも
デフレの分実質は利子がついているようなものだ。

投資の才能がない,投資に興味がないなら,
デフレ下では普通預金または1年程度の定期預金で放っておくのは
実践コストも低くて悪くない方法だったりする。

住民税の支払いは後から来るのでその分は負債を抱えているのと同じ

大学教員をやめて無職にならざるをえなかった場合,
しぱらく持ちこたえるのに必要なお金はどれくらいになるかを
ここで計算しておきます。

研究者のキャリアは特殊なので,最悪を想定するなら
キャリア継続に失敗したら正社員はもちろん,
アルバイトでも雇ってもらえない,
自営業化するしかないことも考えておいたほうがいいです。

大学教員を3月末に失業してから2年間無収入でも
以下の負担が最大限かかります。

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借金があるからお金も存在する

借金でお金が発生する
→同時に利子も発生する
これを回し続けるにはさらにお金の発生が必要
(これを経済成長とよぶ)
→だから別の借金が必要になる
→また利子が発生する
(利子の返済は増えていくから利子返済のための労働も苛烈になっていく)
……借金と経済成長に依存するかぎりこの無限ループ

このサイクルはお金の総量が増え続けることで維持されるので
インフレ(お金の価値が下がり続ける)になるのが自然なのですが,
借金で生じたお金が大量に蓄えられてしまっているために
現在はデフレになっています。
お金の回りも悪くなるので借金返済も困難になります。

でも,お金を十分に蓄えている側にとっては
お金の価値が上がるデフレのほうが都合がいいですし,
お金を持っている人は社会に与える力も大きいことが多いので
この傾向は簡単に止まりそうにありません。

ただインフレでないと維持できないシステムを
無理やりデフレにしているので
ゆがみはすでにたくさん生じています。
ブラック企業が増えているのもこの顕れの一つでしょう。
このままこれがずっと続くとも思えません。

あとこのシステムの本質がわかると
「お金は価値との交換」
「お金を稼ぐには価値を提供しなくてはならない」
というのも幻想だとわかります。
借金がなくなったらお金は消えてしまいますから。

奨学金を借りて後で働いてキャッシュを回収するビジネスモデル

奨学金を借りて後で働いてキャッシュを回収するのは
店舗ビジネスや製造業と同じ
先に借金(or自己資金をあらかじめ用意),
後からキャッシュを得る資金繰りの構造だ。
先行投資をたくさん必要とする方法といってもいい。

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お金が発生し流通する根本原理

次の記事を読んで感じたことをメモしておきます。
私たちは普段当たり前のようにお金を使っていますが,
お金が根本的にはどこから生じているかというのは
意外と教わったことも考えたこともないのではないでしょうか。

■三橋貴明,新生紀のビッグブラザーへ
おカネの話(前編)
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12010409092.html

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視野を広げて収支をとる

次の動画を見ていると「国債で日本が破綻する」というのが
おかしな話だとよくわかります。

麻生太郎氏による「日本の借金」の解説が超わかりやすい!「経済をわかってない奴が煽っているだけ」,logmi

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水木楊:人生後半戦のポートフォリオ,文藝春秋 (2004)

今日は水木楊さんの
『人生後半戦のポートフォリオ―時間貧乏からの脱出』
を紹介します。

この本ではモノ・お金・時間から俯瞰的・長期的
人生を考える視点を提供してくれます。

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