タグ別アーカイブ: 論文

研究発表・論文でも使っている「なぜ・何・どうやって・今すぐ」

2月は卒論や修論を書いたり発表したりする
学生さんが多いと思います。

以前紹介した4つの学習タイプ「なぜ・何・どうやって・今すぐ」
対応した表現がどのように研究発表に入ってくるかをまとめておきます。

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緒言の目的と結言の結論は対応していますか?

今の時期は大学に出す論文や
春先の学会の要旨を書くことも多いかと思います。

学生さんの要旨で
構成上のミスとしてよく見かける
緒言の目的と結言の結論が対応していない
ことに触れておきます。

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同じ内容の図表でも論文とプレゼンでフォントサイズを個別に調整しよう

論文や要旨といった文書とプレゼン・ポスターで
同じ内容の図表を見せることはよくあると思います。

このときにフォントサイズを個別に調整しましょう。

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松澤圭子:英語の発想で翻訳する,アルク (2004)

今日は『英語の発想で翻訳する』を紹介します。

日本人が英語で論文を書くときは
日本語で内容を考えてから英語にしていくことが
多いと思います。

でも日本語の発想を素直に英語にしてしまうと
同じような単語の繰り返しになって
表現がぎこちなくなってしまいます。

これを自然な英語に変えるための表現方法,考え方を
学べるのが本書です。

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國安均:化学英語101,化学同人 (2007)

今日は『化学英語101』を紹介します。

発音記号の説明から始まり,
化合物名の説明や
英語発表・論文でよく使う表現がまとめられています。

CD付きですので
リスニング・プレゼンテーションに役立つのはもちろん,
ライティングにも役立ちます。

化学系の専攻の方にはとくにお薦めです。

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段落の組み立て方を学ぶ

わかりやすい文章を書くためには,
段落をしっかり組み立てるのが第一です。
段落が集まって文章ができますから。

段落を組み立て方の本質をまとめると次のようになります。
書いていることは当たり前そうなことですが,
その当たり前が意外とできないものです。

  • 段落が何について書かれているか(トピック)を示す
    トピックセンテンスで段落を始めること
  • トピックを支える文(例,根拠,詳細な解説)だけをその後に続けること
    トピックに関わらない文は入れない!
  • 段落の最後にまとめ(一般化,トピックの再確認)を入れる
  • 長い文章では,前後の段落との関係を説明するつなぎの文が入ることもある
  • 新しい段落を始めるのはトピックが変わったときだけ
    トピックが変わらないなら段落も変えない

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高橋フミアキ:150字から始める「うまい」と言われる文章の書き方,日本実業出版社 (2011)

タイトルにもあるように比較的短い文章の組み立て方,
表現法を学ぶことができます。
ブログやメルマガの文章を書くのに威力を発揮しますね。

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