英語を勉強しようというアドバイスのほうが
世間には圧倒的にあふれていると思いますが,
日本で生活するのであれば
もっと日本語を大切にしてもいいと思います。
今日は日本語への感度を高めるのに役立つ教材として
毎日新聞・校閲グループが発信しているものを紹介しておきます。
『WordからのKindle電子書籍の作り方』を改訂していてふと
「ひな形」「ひな型」のどっちだろうと思いました。
調べるとどちらの表現でもいいようです。
次のリンク先の情報だと
「ひな型」のほうが優勢といったところです。
■雛型、雛形、ひな型、ひな形,かんぴょう
私がよく使う『ベネッセ新修国語辞典 第二版』では
「ひな型」になっています。
ちなみに「雛(ひな)」は常用漢字外の漢字です。
自作テキストの紹介文では「ひな型」に統一しています。
経済コラムマガジン15/10/26(865号)
http://adpweb.com/eco/eco865.html に
「科学的で論理的な話は案外と力がない」
と書かれていように
“正しいこと=伝わりやすいこと”
(「伝わる」というのは腑に落ちて深い意識レベルの認識が変わること)
では残念ながらないんですよねえ……。
2015/10/08に行われた安冨歩さんの講演会
「マイケル・ジャクソン革命宣言」をYouStreamで見ました。
(こちらのリンク先で一部がご覧になれます)
この講演会で一番印象に残ったのは
「正しい表現」「わかりやすい表現」なら「伝わる」わけではない
ということです。