タグ別アーカイブ: グラフ

論文をわかりやすく,読みやすくするためのポイントの図解

そろそろ今年も卒論,修論,人によっては博士論文の
大詰めの時期に差し掛かる時期です。
論文の書き方のコツを短時間でおさらいできるように
図解したものを並べておきます。
よかったら活用してください。
教材としてご利用いただくのも歓迎です。

ニコニコ静画のクリップにまとめています。

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英語論文の図表キャプションの書き方

論文を読むときに図表とキャプションをざっと眺めて
内容を概観する人もいるでしょう。
ですので図のキャプションだけ読めば論文で伝えたいことの
概要がわかるようになっていると読者に親切
です。

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印象操作につながるデータの出し方をしていないか?

おととい書いた「印象操作に踊らされていないか?」では
言葉による印象の影響を書きましたが,
グラフのような視覚に訴える情報は
より印象の影響を受けやすくなります。

グラフによる印象操作の例と解説は次の記事がわかりやすいです。

■松谷創一郎:
グラフでウソをつく方法――統計リテラシーのための基礎文献
Yahooニュース 2015年2月16日

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ドナ・M・ウォン(著),村井瑞枝(訳):ウォールストリート・ジャーナル式 図解表現のルール,かんき出版 (2011)

レポートやプレゼンにグラフをよく使うと思います。
それを見やすくかつ内容が正確に伝わるような表現にする
方法がまとめられているのがこの本です。

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視線の動きが最小限になるようにプレゼンの図を作ろう

研究のプレゼンではグラフや装置図を
見せることが多くあります。

聴衆にとってわかりやすい図を示すことは
自分の伝えたいことをより確実に伝えるのに必須です。

そのための図作成の原則として
図を見るときの視線の動きが最小限になるようにする
というのを覚えておきましょう。

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小野義正:ポイントで学ぶ英語口頭発表の心得,丸善 (2003)

昨日紹介した『英語で考えるスピーキング』では
話す内容の組み立て方と話し方の根本になる考え方が解説されていました。
こちらは英語発表の様々な場面での決まり文句を網羅しています。
組み合わせて学ぶとより効果的です。

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論文作成動画講座 第27回 図の作成法(3)

論文作成動画講座 第27回をアップしました。
今回もグラフを改善しながら,以下の内容をゆっくりが話しています。

  • データ系列は四つ以下にしよう
  • 凡例の入れ方:読者の視線の動きを最小限にしよう
  • 図のフォントも一貫性をもたせよう
  • 論文用の図とプレゼン用図は別途用意しよう

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論文作成動画講座 第26回 図の作成法(2)

論文作成動画講座 第26回をアップしました。
グラフを改善しながらグラフの注意点をまとめています。
今回は内容は以下のとおりです。

  • プロットエリアは長方形で囲もう
  • 実験データはプロット点,理論やモデルの計算値は曲線のみで示そう
  • 作図力学・コントラストに留意しよう
  • 目盛りの値を切りのいい値にしよう
  • 目盛りの上限値と下限値を意味を考えて決めよう
  • 目盛り数値のケタ数に配慮しよう
  • 縦軸・横軸の変数の説明を 単位と共に示そう

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