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言葉の限界を思い知らされる漫画

言葉を尽くして丁寧に表現しているのに
おかしな方向に行ってしまうことがあるんだね……。
言葉の限界の一例だな。

『過剰な注釈』への皮肉を漫画に 「世の中がんじがらめ、より緩く」,withnews

不特定多数の人が目にする表現は
できるだけ「これくらいは理解してくれているだろう」
という前提を排除しないと,
揚げ足を取って過剰に責め立てる人がいる現状だと
こうせざるをえない一面はある。

表現の背景にある想念は伝わってしまうのもあると思う。
粗い感情を背景にした表現は
見た目は丁寧そうに見えても背景にあるトゲを
識別してしまう人が多いんだと思う。

自分の想念にも配慮して表現を発信したほうがいいと感じた。

感性の生かし方,伸ばし方が固定化できない

論理的な表現にする方法は言葉にしやすいのですが
『Stylebook』でも表現しています),
感性を有効に使う方法,能力を伸ばす方法は
論理的に言葉にしきれないのが
難しいところです・・・。

論理的な表現,考え方はいろいろな本もありますし,
検証されてきています。
論理の生かし方は人による違いもそれほどないでしょう。

一方,感性の生かし方は人にって差が大きいと感じます。

「~すべき」と他人が断定した時点で
個人独自の感性を生かすことを
制限することにもなりえます。

各自が
こうすると喜びが得られるのではないか?
あのやり方だとエネルギーが乗りやすいのでは?
仮説を立てて試していくことが必要なのだと思います。

ただ,こうなると喜びを感じやすいとわかっても
あくまでそれは目安であり,一例のようなものであって,
これ以外はダメというわけではありませんし,
この状態になっていない自分を責める必要もありません。

ある程度感性の生かし方を特定できても,
言葉で完全に固定化できないのも
事実なのかもしれません。

言葉にすると明快になることもあるけど限界もある

渋谷文武さんがfacebookに投稿した次の記事を読んで
感じたことをシェアしておきます。

■カリスマ講師養成クラブ
「人生で悩んだら、暗算しない」
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=480204962083436&set=a.159864007450868.28401.152783398158929

この記事のとおり,
顕在意識や理屈は言葉にするとクリアになります。
(潜在意識や普遍意識のように言葉にするのがほとんどできない
領域すらあります)

でも,もっと深い部分になってくると言葉だけでは
断片をみているに過ぎないの状態になっていく気がします。

動画を作ってみると文字だけでは表現できないことが
たくさんあるのに気付かされます。
文字や文書の制約の多さを強く感じます。

感情や多くの人に共通する無意識の部分は
言葉にしきれません。

言葉にするのは大事で,
言葉を尽くす努力も必要なんだけど,
言葉だけであらゆることが表現できるわけではない
のも確かだと思います。

表現する手段を組み合わせられると
対応しやすくなります。

※2015/1/11追記
今回紹介したリンク先の内容は
感情や感性が優先しやすい「霊媒タイプ」の方ほど
有効に働きそうだな,と感じました。
>>関連記事「人間の魅力を引き出すには?」