論文を読むときに図表とキャプションをざっと眺めて
内容を概観する人もいるでしょう。
ですので図のキャプションだけ読めば論文で伝えたいことの
概要がわかるようになっていると読者に親切です。
カテゴリー別アーカイブ: 英語
Elsevier英語論文のHighlightsの例
反応工学の英語の教科書 H.S. Fogler『Elements of Chemical Reaction Engineering』
デイビッド・セイン『ネイティブはこう使う! マンガでわかる』シリーズ,西東社
A. Wallwork:English for Presentations at International Conferences,Springer Science (2010)
英語論文のチェックポイント
大学によっては修士論文でも英語での提出が
義務づけられていることもあるようですし,
東北大学の化学系の専攻でも今年からは
数ページの要旨は英語でも提出することになりました。
修士課程の学生さんだとまとまった量の
英文を書くことは初めてかもしれません。
どこに気を付けながら英作文をすればよいのか
わからないのも無理はないと思います。
10年程度英語論文の添削をしてきましたが,
共通する修正点があるように感じます。
こちらのPDFファイルによくある修正点をまとめてみました。
自分で書いた英語論文や要旨を自分でも
チェックしてみてください。
自分の書いた英文がほとんど教員に直されてしまうのは
楽しいことではないでしょうし,
教員としても文法ミスの指摘で精一杯になるのは
望むところではありませんので。
学生さんの修論の英語要旨を直しながら
これだと直すことに懸命になってしまう,
目的は英語を書けるように
学生本人になってもらうことなのに
これは違うんじゃないか?
と感じて英文のチェックポイントをまとめてみました。
『Style: The Basics of Clarity and Grace』の第5版が出ています
英会話では表情,動きでも伝えていること,一度で理解しなくていいことの理解も大切
次の動画を見ると,英語の表現・文法・発音はもちろん大切ですが,
英会話では表情や動きでも意図を伝えたり受け取ったり,
聞き返されるのも問題ないし,
こちらから聞き返したりしてもいいことを認識させてくれます。
聞き返していいというのは国際会議の質疑応答の
心理的負荷をとくに下げてくれます。
一度で会話を成立させないと「自分の優位さ」が崩れるのではないか
という固定観念を手放していいのでしょう。
やはり「優位な立場」の幻想は手放したほうがようさそうです。
■バイリンガール英会話:
【#253】CanとCan’tをはっきり伝えるためのコツ♪
LとRの発音は口の開き方も違う
英語のLとRの区別は日本人にとっては難しく感じる発音の一つです。
次の動画を見るとこの違いは舌を上あごにつけるかどうかだけでなく
口の開き方にも差があることがわかります。
これは初めて私も知りましたが確かに効果的です。
■バイリンガール英会話【#225】カタカナ英語は出だしがダメ!Girl 発音☆!
■バイリンガール英会話【#043】LとR の発音①(Light & Right)/Pronouncing “L” and “R”
ついでですが「water」も意外と発音は難しいですね。
■バイリンガール英会話【#056】日本人が苦戦するウォーターの発音 / How to pronounce “water”