現象を表面的にとらえるとマイナスでも
深く考えていくとそうでもないものです。
タグ別アーカイブ: 江口友子
本当の自分の声を感じ取ることの難しさ
平塚市の現市議会議員の江口友子さんの
ブログ「江口友子のまちある記」にある
素敵な記事を二つ紹介しておきます。
■身体の声を聴く 家事編
■ガンに効く!東大安冨歩教授の授業
外部規範の強い強制によって
本当の自分,魂にきっちりフタをされてしまっていて,
江口さんの体験されたように
体調が非常に悪くなってフタの強制力が弱まらないと
本当の自分の内なる声を感じ取ることもままならないところまで
私たちは追い詰められているのかもしれません。
内なる声を感じ取って動いていくのが
『論語』でいう「仁」なのですが
これを実現する方法は言葉や論理では表現しきれないなあ,
と感じます。
「仁」なる方向に行こうと思わないと
実現しないのは確かなのですが・・・。
安冨歩さんが言っている『合理的な神秘主義』は
最もかもしれないと痛感させられます。
二つ目の記事の安冨歩さんの講義は次のリンク先でご覧になれます。
二つ目の記事で江口さんが講義で話されていたことの
エッセンスはまとめられていますが,
講義のほうも是非見てもらいたいですね。
■IWJ Independent Web Journal,
2013/07/18 【文化】社会を正しく機能させるために、必要なこととは何か? ~安冨歩先生の授業
※2015/4/5追記
同じく江口さんのブログで次の記事も
体の不調が自己欺瞞に気付かせてくれていることが書かれています。
■選挙事務所はつくりません
分別回収されたごみについての思い込みを知る
分別回収されたごみはすべてリサイクルされていると思い込みがちですが
実体は焼却処分されることもあるのが次の記事でわかります。
■江口友子のまちある記,
プラスチックごみ ぜんぶ燃やして処理
http://eguchitomokoblog.com/?eid=906
この事例も環境に関わることでは思い込みに支配されやすい
のを教えてくれているのでしょう。
労力をかけて分別しても
実質的な意味のある運用がされていない例でもあります。
この事実に今私が気付けたのも
思い込みを手放して
不必要な労力をかけるのをやめて
本当にすべきことに労力を向けたほうがいいことが
示されているからだという気がします。
安冨歩さんの講義中でも江口さんがこのことを説明されています。
次がその動画です。7:00~22:00あたりが対応します。
■IWJ_CULTURE1,2013/12/11 東京大学安冨歩教授の授業~後期4回目