タグ別アーカイブ: マイクロリアクター

製品開発学 Part 5 混合の大切さ・マイクロミキサー

Youtubeの再生リスト

東北大学大学院工学研究科の講義『製品開発工学』の
2014年度第7回の音声にスライド画像を載せた動画です。

Part 5では速く混ぜるのがなぜ重要か,
マイクロリアクターの混合部である
マイクロミキサーを紹介しています。

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製品開発学 Part 4 マイクロリアクターの生産量の増やし方:ナンバリングアップ・イクオリングアップ

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東北大学大学院工学研究科の講義『製品開発学』の
2014年度第7回の音声にスライド画像を載せた動画です。

Part 4はマイクロリアクターの生産量の増やし方をお話しています。

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製品開発学 Part 3 マイクロリアクターの特徴:短滞留時間・比表面積増大・装置小型化

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東北大学大学院工学研究科の講義『製品開発学』の
2014年度第7回の音声にスライド画像を載せた動画です。

Part 3も引き続きマイクロリアクターの特徴をお話しています。

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製品開発学 Part 2 マイクロリアクターの特徴概要・層流の活用

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東北大学大学院工学研究科の講義『製品開発学』の
2014年度第7回の音声にスライド画像を載せた動画です。

Part 2ではマイクロリアクターの特徴の概要と
層流の活用例を話しています。

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20140522製品開発学 Part 1 マイクロリアクター・製品開発とビジネスの関係を話す理由

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東北大学大学院工学研究科の講義『製品開発学』の
7回目を分担しました。
そのときの音声にスライド画像を載せた動画を公開していきます。

5分程度の動画で10回程度に分けてアップしていく予定です。

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ナンバリングアップを実現するマイクロリアクター

マイクロリアクターとは」の記事中で,
一つの微小な流路では処理量が稼ぎにくいので
ナンバリングアップ(並列化)で対応するということを書いています。

この概念を実現しているマイクロリアクターの例として
神戸製鋼株式会社のSMCR®
(Stacked Multi-Channel Reactor,積層型多流路反応器)
があります。

各プレート内に並列に流路がある上に,
プレートを集積することでも並列数を増やせるようになっています。

一つのリアクター内で流路数を増やす方法を
Internal Numbering-up
リアクター自体を並列する方法を
External Numbering-upとよぶことがあります。

また,当ブログでも紹介している
スラグ流を伴う操作にも利用できます。
SMCR®内のスラグ流の動画も上記リンクに掲載されています。

ナンバリングアップの概念を使った
マイクロリアクターの論文の例をいくつか挙げておきます。

  • M. Al-Rawashdeh, F. Yu, T.A. Nijhuis, E.V. Rebrov, V. Hessel, J.C. Schouten
    “Numbered-up gas–liquid micro/milli channels reactor with modular flow distributor”
    Chemical Engineering Journal, 207–208, 645–655 (2012)
    doi: 10.1016/j.cej.2012.07.028
  • M.N. Kashid, A. Gupta, A. Renken, L. Kiwi-Minsker
    “Numbering-up and mass transfer studies of liquid–liquid two-phase microstructured reactors”
    Chemical Engineering Journal, 158, 233–240 (2010)
    doi: 10.1016/j.cej.2010.01.020
  • Osamu Tonomura, Takayuki Tominari, Manabu Kano, Shinji Hasebe
    “Operation policy for micro chemical plants with external numbering-up structure”
    Chemical Engineering Journal, 135S, S131–S137 (2008)
    doi: 10.1016/j.cej.2007.07.006

ブログ内参考記事「スラグ流とは

マイクロミキサーとは

マイクロミキサーとは微小な流路の空間を活用し
高速混合を実現する混合器のことです。
マイクロリアクターのとくに混合に着目したものをこのように呼んだりします。
ミリ秒オーダーでの混合も可能なものも開発されています。

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スラグ流とは

マイクロ流路の特徴(「マイクロリアクターとは」を参照)を
活かした流体・反応操作の一つとして,
マイクロ流路内に混相流を形成させることが挙げられます。
その例として,下の写真のような異なる相の流体が交互に流れる
気液または液液スラグ流をここでは紹介します。

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