年末年始の休みも終わってそろそろ大学も再開するころでしょう。
そして卒業論文・修士論文・博士論文の仕上げの時期にもなります。
論文では先人の生み出した結果・考察・統計資料を元に
自分の研究内容に展開することがほとんどなので
とくに論文の導入部分では他者の著作物を
参考,または引用することになります。
研究の論文では過去の研究・事例を引用することは大切ですし,
インターネットでだれもが簡単に情報発信できる世の中なので
著作権の理解の重要性は増してきています。
でも,なかなか著作権について体系的に学ぶ機会がないのも現状です。
『今日紹介する18歳の著作権』は
日常でふれそうな対象から著作権の様々な観点を学ぶことができます。
著作権法の文面は理解しにくいですし,
この文面だけでは問題ない使い方かどうかの厳密な線引きが
必ずしもできないため具体例とともに学ぶのが必要になります。