教材になるような電子書籍では
その書籍内の前後の内容を参照したいことがあります。
電子書籍はWebサイトと同じような原理で動くので
リンクの設定をすればいいわけです。
こうすれば紙の書籍よりも
ダイレクトでピンポイントに移動できるようにできます。
Wordファイルからの電子書籍の作り方の5回目です。
今回は電子書籍に変換する際に不意に出る線を消す方法など
細かい調整法をどうがで説明しておきます。
Youtubeもニコニコ動画も内容は同じです。
お好きなほうからどうぞ。
EBUB形式を経由してKDPにアップロードする話が動画中に出てきます。
WordファイルをダイレクトにEPUB形式にしたい,または縦書きの原稿の場合は
第13回に出てくるRomancerを使うといいでしょう。
横書きでかつ文字に背景色があるなど
Romancerが対応していない書式を使っている場合は
第4回,第8回,第9回で使い方を説明しているCalibreが使えます。
この動画で扱った微調整以外の細かい表示エラーとそれらの修正方法は
「番外編6 e-inkでリンク表示エラー,意図しない背景色への対策,全角文字を含むアドレスでリンクエラー」で解説しています。
※『WordからのKindle電子書籍の作り方』を
Kindleでも読めるようにしています。
ブログ版から大幅に加筆し,
特典として,原稿のテンプレートになるWordファイル,
表紙画像のひな型になるpptxファイル,
更新版通知をKDPに依頼する文面の例,
出版前のチェックリストのWord版,
本書に連動した作業工程のmp4ファイルをダウンロードいただけます!
今回はWordファイルからKindle Direct Publishing(KDP)に
電子書籍としてアップロードできる形式に変換する方法の一つを説明します。
ただし,CalibreのVer. 3.40.1では横書きにしか対応できないので
縦書きキンドル電子書籍を作成されたい方は第13回に出てくるRomancerか,
ワード以外のツールになりますが,
番外編1のでんでんコンバーターを使うといいでしょう。