タグ別アーカイブ: 重苦しい気持ち

重苦しい気持ちがあるから心地よく満たされた感覚も認識できる

これはおかしいんじゃないか,
心の奥の声はやりたくない,
こういうことに取り組まなくてはならないときに
胸の奥にとても重いものを感じることがあります。

固定観念に縛られているから
このような状況に追い込まれるわけですが…。
これは『論語』の「仁」や「忠」の状態でもないですね。
(論語の基本構造からいくと「仁」「仁でない」を
識別していく過程が学習にはなっています)

マイナス感情とかいったするものの一つでしょうか。
一般には避けるべき,切り替えるべきと言われてしまう状態です。

でも,この感覚があるからこそ,
自分が心地よかった瞬間,自分が活かされている瞬間はこうだったな
とわかる気がします。

こう考えると重苦しい感覚も心地よい満たされた感覚も
必要なものだし,両方を感じ取れることが完全性なのかもしれません。