『奇跡講座』(ヘレン シャックマン,中央アート出版社)や
『黎明』(葦原瑞穂,太陽出版)には
「生きがい」という言葉は出てこない気がします。
確かにこれもわけのわからない言葉です……。
生を受けている時点で意味があるのだから
生きがいの有無を判断できると
思い込んでいること自体が
おかしなことなのかもしれません。
ここで「意味」と書いていますが,
人間の限られた視野からくる価値観で
「これは意味がある」と判断できる
範囲内の「意味」ではありません。
論理的だと感じやすい言葉で
表現されるようなものでもないのでしょう。
言葉で表現しきれるような「意味」でも「判断」でもないことが
これらの書籍を読むとわかるようになってきます。
「生きがい」を感じていないと思い込むのも幻想だし,
これは生きがいを感じられる行動だ判断しているのも
幻想だと思いました。