卒論や修論の執筆も大詰めに来ている方もいるでしょう。
これらの長い文書では目次を入れることになります。
ただ目次を手打ちで作るのは大変です。
Word®で目次を自動生成する機能があるので使うといいでしょう。
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研究方法は読み手にやさしく書かれていますか?
卒論や修論の大詰めの時期に来ている人もいるかと思います。
論文の書き方のおさらいになる内容を今回も記しておきます。
学生の書く論文だけでなく,
学術雑誌の査読でも次のツイートのような
コメントをすることがあります。
査読の場合は正直勘弁して欲しい,
と思ってしまいます。
研究方法の節に 「結果と考察」の節で扱う実験・計算条件は ”全て”書いておく。 条件の一覧表を 「結果と考察」に載せるのは不自然。 結果と考察まで読んで やっと具体的に何をしたかわかる, 裏を返すと方法の節に条件が一部しかない のは読者には不親切に映る。
— Stylebook Bot (@StylebookBot) 2015, 2月 18
(文章の書き方を自動的かつ継続的に学べる仕組みとして
私が作ったBotです,興味あればフォローしてみてください)
自分自身がやってきた研究について論文を書くので
方法も自分にとっては当たり前になっているでしょう。
となるとわざわざ書かなくてもわかりそうだと思ってしまい,
方法の内容が当たり前でない他人には不親切に記述になりがちです。
研究方法を読んではじめて実験する人が再現できるか?
研究をはじめる前にタイムスリップしたとして
そのときの自分が実験・シミュレーションできるか?
を問いかけてみるといいと思います。