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不安を感じる理由,解消する方法

不安を感じることはあっても
ずっと不安の感情の中にいる人も
なかなかいないのではないかと思います。
このような感情になるときがあっても大丈夫なんです。
この大丈夫と思っていることが一番大事な気がします。

どんなときに不安になるか思い返すと
将来のことを考えているときが多いのを
次の記事を読んで実感しました。

■CMB研究所,2014年4月9日 ろくでなし日記
http://www.cmb-fund.jp/blog/2014/04/#e9073

先日の記事「職を失う不安や恐怖とどう向き合うか」でも
任期の後のことを思い浮かべて不安になっているわけです。

「時の概念」に振り回されるのも一つの価値観です。
時間にルーズかどうかが人それぞれのように。

でも本当にすべきなのは
空想の未来の中で不安に巻き込まれることではなく,
今目の前にある課題にできうるかぎりの丁寧さで取り組むこと
にあるのが最近少しずつわかるようになってきました。

何かに集中しているときは
不安を感じてはいませんから。

目の前に集中することの大切さは
CTPeakの田久保剛さんが主催されている
TAOメンタルビジネス塾で学んだことです。

というわけで不安や恐怖の感情を直接的に消そうとするより
(消さないといけないと思うと返って消えません)
このような感情が生じるのを客観的に受け入れた上で
自分ができることはないかを探すのがいいのではないかと考えています。

今すぐやってみよう

最近の自分の感情を振り返って
不安を感じたときを思い出してみましょう。
どんな状況で,どんな不安を感じましたか?

また,不安を感じずに行動できたことも思い出してみましょう。

さらに,いま自分が集中すべきことを考えてみましょう。
そして,それに取り組みましょう。

2016/3/20追記
自分は切り離されて存在していると思い込む分離意識からくる
不完全性の幻想から固定観念に頼りたくなり,
固定観念に合っていないと判断や裁きを自分自身にすることも
不安や恐怖につながります。

たとえば,職を失うのが怖いのは
「誰かに雇われていなければならない」→そうでない状態はダメ
「お金を稼げていないといけない」→そうでない状態はダメ
という固定観念による判断です。

恐怖を感じたら固定観念に囚われている自分に気付くチャンスです。
そして分離意識の視点から
深い意識の底ではすべてはつながっている普遍意識に視点を戻す
「赦し」を実践したほうがいいことのサインにもなっているはずです。