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研究方法は読み手にやさしく書かれていますか?

卒論や修論の大詰めの時期に来ている人もいるかと思います。
論文の書き方のおさらいになる内容を今回も記しておきます。

学生の書く論文だけでなく,
学術雑誌の査読でも次のツイートのような
コメントをすることがあります。

査読の場合は正直勘弁して欲しい,
と思ってしまいます。

(文章の書き方を自動的かつ継続的に学べる仕組みとして
私が作ったBotです,興味あればフォローしてみてください)

自分自身がやってきた研究について論文を書くので
方法も自分にとっては当たり前になっているでしょう。

となるとわざわざ書かなくてもわかりそうだと思ってしまい,
方法の内容が当たり前でない他人には不親切に記述になりがちです。

研究方法を読んではじめて実験する人が再現できるか?
研究をはじめる前にタイムスリップしたとして
そのときの自分が実験・シミュレーションできるか?
を問いかけてみるといいと思います。

研究発表・論文でも使っている「なぜ・何・どうやって・今すぐ」

2月は卒論や修論を書いたり発表したりする
学生さんが多いと思います。

以前紹介した4つの学習タイプ「なぜ・何・どうやって・今すぐ」
対応した表現がどのように研究発表に入ってくるかをまとめておきます。

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